5月9日(土)、当院の脳神経外科で「脊椎・脊髄専門外来」の担当している、谷 諭(たに さとし)先生を講師にお迎えし、府中市女性センターにて市民講座を開催しました。
アメリカでは脳脊髄疾患は脳神経外科医が扱いますが、谷先生は日本において顕微鏡を用いた低侵襲、脊髄手術をいち早く取り入れた先生です。さらに新たな手技や機器を開発し、内外に発表した実績を認められ、2016年の日本脊髄外科学会では会長を務めます。現在は東京慈恵会医科大学で脳神経外科の教授をされていますが、府中恵仁会病院では3月より、脊椎・脊髄専門外来や手術のために谷先生を招聘しています。
今回のテーマは「肩こり・腰痛」です。
腰痛・肩こりは日本人の「訴え」で一番多いものです。今回の市民講座では、みなさまがお困りの腰痛・肩こりに由々しき問題があるのかどうか?そして、問題があった場合はどうしたらいいか?などについてわかりやすい説明がありました。
事前にご用意していた席は満席となり、急遽新しい席をご用意するほどの盛況ぶりでした。
谷先生には、皆様からの質問にも丁寧に答えていただき大変好評で、是非谷先生の外来を受診したいとの声をいただきました。
脊椎・脊髄専門外来
谷医師の外来予定日(2015年)
7/11(土)・9/12(土)・11/14(土)
今年も期待と緊張の中、新人看護職員研修が始まりました。
看護部では、新人看護職員が、全職員に支援され、成長し、定着できるようにと毎年研修プログラムを企画しています。今年度も厚生労働省のガイドラインに則り、当院独自のカリキュラムの中で1年間の研修が始まりました。中でも、最初の2週間は集合教育とローテーション実習、病棟以外の様々な部署やコメディカルの方の役割を知るための研修が組まれています。特に、現場の看護主任や、セラピストからの講義は、まさに実践のために即必要な内容ばかりです。看護師になって、まだまだ現場に出るのは怖いな・・・と感じていても、まずは出来ることから安全に、指導を受けながら実施していくことが大切だと分かって、3週目にはモチベーションも高く、配属先へと第一歩を踏み出しました。
そんな新人職員の初々しくキラキラした眼差しと、真摯に患者さんに関わろうとする姿勢に、講師や病棟の先輩たちも初心を忘れず自分を振り返ることの大切さに気づかされます。
これから1年間、たくさんの患者さんとの出会いの中で、自ら学び、先輩のアドバイスを受けてしっかり成長できるよう、全力で支援していきます。
平成27年度の新入職員入職式が4月1日に行われました。
今年の新入職員は33名です。
引き締まった雰囲気の中で式が始まり、法人幹部や各科の所属長などの挨拶・紹介の後、栄養科の新入職員によるスピーチが行われました。
全体研修終了後、各部署での研修が始まります。
当院に隣接して、職員用スポーツジム「オリーブの樹」が3月にオープンしました。
ランニングマシーンやエアロバイク、チェストプレス、レッグプレスなど様々なトレーニングマシーンを取り揃え、更衣室・シャワー室を完備。仕事を終えた職員が、気軽に日頃の運動不足を解消できる施設です。
定期的にイベントを行う予定で、先日はヨガのインストラクターをお招きしてヨガ教室を開催し、多数の職員が参加しました。今後はフラダンス教室なども開催の予定です。
近隣の開業医、当院への登録医の先生方との症例検討会が開催されました。
毎月1回のペースで開催される症例検討会、今月のテーマは「整形外科症例検討会:当院における大腿骨頚部・転子部骨折の治療」でした。
大腿骨頚部・転子部骨折は、日本の人口の高齢化にともない近年増加し続けている骨折で、骨がもろくなっている高齢者が、転倒した際に発生することが多いのが特徴です。
今回は、登録医の先生よりご紹介頂いた症例についての説明がありました。
また、新しい治療方法について、転倒して骨折した時の処置、当院との連携についての確認なども行いました。ご参加頂いた先生からも多くの質問がありました。
*次回は2月18日(水)消化器センターです
新年明けましておめでとうございます。
今年も「患者さんに常に思いやりのある、温かい病院をめざして」地域医療支援病院として貢献できるよう頑張ってまいります。
また、本年は創立60周年を迎えます。これも地域の開業医の先生や皆様をはじめ、多くの方々のご理解とご協力の賜物と深く感謝申し上げます。
―さらなる一歩を未来へ― 職員一同一丸となり更なる高い目標に向かって邁進する所存です。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
恒例のキャンドルサービスを開催しました。
外来フロアで行われたセレモニーでは、職員有志で結成されたゴスペル隊がクリスマスソングを合唱。患者さんやご家族の方々から温かいご声援を頂きました。その後、医師、病院スタッフ、当院保育園に通う園児達が、サンタやトナカイに扮して各病棟をまわり、患者さんお一人お一人にプレゼントを手渡ししました。可愛いサンタさんの登場に、患者さんはもちろんスタッフも思わず心が和みました。
毎年恒例の職員手作りの忘年会が立川パレスホテルにて開催されました。
今年も、美味しい食事に舌鼓を打ちながら職員同士盛り上がり、恵仁会三賞の授賞式と豪華景品を多数揃えたお楽しみ抽選会も行われました。
恵仁会三賞は、相撲の三賞にちなみ、殊勲賞、敢闘賞、技能賞の三つの賞が、特に優れた功績を上げた職員に対して贈られます。また、はずれくじなしの抽選会ではあちこちで歓声が響いていました。
恵仁会グループ全体の一体感漂う会となり、明日への活力となりました。
どなたにでも一目で府中恵仁会病院のバスとわかるよう、明るい色調に模様替えしました。
ご来院の際は、ぜひご利用ください。
京王線循環コース(府中恵仁会病院 / 聖蹟桜ヶ丘駅 / 永山駅)
中央線循環コース(府中恵仁会病院 / 国分寺駅 / 国立駅)
今年のインフルエンザは過去5シーズンにおいて最も早い流行開始となりました。
今後は本格的な流行が予想されます。
インフルエンザは予防が大切です。
日常生活では、
・こまめな手洗い
・うがいをしっかりとする
・バランスのとれた食事と十分な睡眠
・水分の補給
・適切な室内温度・湿度を保つ
・外出時にはマスクを着用する などを心がけましょう。
また、インフルザワクチンの予防接種は、インフルエンザに感染しにくくなり、かかったとしても軽い症状ですむことが証明されていますので、接種していない方は早めの接種をおすすめします。