脳梗塞の超急性期を中心とした入院治療
脳梗塞が発症して4.5時間以内であれば、脳梗塞の原因となった血栓を溶かせる可能性が
有るrt-PA を投与し、脳梗塞が無かった事に出来る可能性が有ります。
症状が出てから何時間も様子を見ずに、気がついたら即座に救急隊に連絡して下さい。
外来では脳梗塞が発症してしまった患者さんの再発予防(2次予防)を行っています。
血管は年齢と共に老いてしまう臓器です。
半身不随、嚥下障害など重篤な症状を惹き起こす脳梗塞を予防しましょう。
脳卒中内科では脳梗塞の超急性期を中心に入院治療を受け持っています。
発症4.5時間以内のrt-PA治療は全脳梗塞患者中8%程度と、日本全国の標準を上回る投与率となっています。
また一般的な急性期脳梗塞治療、その他神経内科疾患も行って居ります。
現在は脳神経外科、リハビリテーション科、放射線科など多くのスタッフと協力し、
脳血管障害急性期を統括的に治療出来る、脳卒中センターを設立中です。
従来からの栄養サポートチーム(NST)、感染対策チーム(ICT)、循環器内科とも協力体制をより強固にし、
安全で的確な治療を提供出来る様に努力して居ります。
外来では脳梗塞の2次予防を中心に神経内科疾患、成人病などのコントロールを行っています。
脳梗塞は再発が非常に多い疾患ですので、外来での継続コントロールが非常に重要です。
当院に入院されなかった方も多く来院され、加療に当たっています
名倉 正利 (院長補佐 /地域連携室長) |
平成3年 東京医科大学卒 日本脳神経外科専門医 |
福地 孝明 (副院長) |
昭和60年 埼玉医科大学卒 日本内科学会認定医 日本脳卒中学会専門医 日本頭痛学会専門医 日本脳卒中学会評議員 日本脳循環代謝学会評議員 日本医科大学付属病院 神経内科 連携准教授 医学博士 |
日本医科大学 | 非常勤 |