『気がついたら下着が汚れていた…』、『トイレまで我慢できなかった…』
このような状況を繰り返してしまう方は、『便失禁』という病気の可能性があります。
仙骨神経刺激治療法:SNMを紹介いたします。ある調査によると、実に便失禁患者の75%が誰にも相談できずにいます。いろいろな治療法があることも知らないままで、ストレスばかりが蓄積していくのです。便失禁は、稀な疾患ではありません。
当院ではこの疾患を積極的に取り組んでまいります。
排便に関連した神経を刺激することによって、症状の改善を図ります。
SNM(仙骨神経刺激療法)とは、排便に関連した神経を心臓ペースメーカに似た小型の刺激装置で継続的に電気刺激し、症状の改善を図る治療方法です。
欧米では、便失禁に対する有効な治療方法のひとつとして20年程前から実施されています。
手術療法となります。
第1段階で刺激電極を植え込みます。その後2週間の評価期間を経て効果を認めた患者さんだけが、第2段階の刺激装置を植え込む手術を行います。
植え込んだ刺激装置の感染や、同部の痛みの報告があります。
場合によっては刺激装置を入れ替えたり、抜去して治療を中止する事もあります。
通常の国民健康保険および高額療養費制度の対象となります。
最後に
便失禁は、治療で軽減できる病気です。
心から楽しめる毎日を取り戻すことをご協力いたします。
ひとりで悩まず、まずはご相談ください。
便失禁やSNMに関する詳細については、日本メドトロニック株式会社の啓発サイト「おしりの健康.jp」に詳しい説明がありますのでご参照ください。
ご相談される方は、お電話(042-365-1211)または下記のご連絡先情報(入力フォーム)に必要事項をご記載ください。
お電話の際は、「SNMの件で」とお伝えください。担当の者が対応いたします。
なお、個人情報は細心の注意を払い、個人情報保護法の規定の範囲を超えた利用はいたしません。