心臓カテーテル検査は、局所麻酔で手首・肘・足の付け根などの血管にカテーテル(ドイツ語で細い管の意)を挿入する事によって行います。
循環器用FPD搭載型血管造影撮影装置によって多くの心血管患者の診断・治療がスムーズに行われています。入院期間も3~4日と短期間です。
四肢の閉塞性動脈硬化症の再開通療法や急性心筋梗塞、不安定狭心症などの緊急を要する疾患も速やかに治療可能となりました。
脳や心臓等を最速0.35秒で撮影することができ、従来のマルチスライスCTと比較して短時間で高精細な画像が得られます。
また、X線の被ばく線量も少なく、患者さんにやさしいCT装置です。
FPD搭載型血管造影撮影装置により少ない造影剤でより精細に血管の状態を評価する事ができ、血管を立体的に描出したり、内視鏡のように血管の内側から評価することも可能です。また、カテーテルを使った治療(血管内手術)も行っています。
MRIは磁気共鳴画像(Magnetic Resonance Imaging)の略で、強い磁石と電波を使って体の断層像を撮ります。
X線を使用しないので、放射線被ばくを伴わずに全身の検査をすることができます。
クモ膜下出血の原因となる脳動脈瘤の発見、無症状の脳梗塞や脳腫瘍などの脳疾患の早期発見に有効です。
心臓、腹部臓器、乳腺や甲状腺を始めとした表在臓器、血管内の状態・血流状態などをリアルタイムで診断できる装置です。人体への悪影響が無く、痛みを伴いません。
担当する臨床検査技師は、日本超音波医学会の超音波検査士認定を受けております。