
薬剤師による疑義照会は、薬剤師法に基づく極めて重要な業務のひとつです。患者さんの個々の病状や検査値などを踏まえて処方内容を確認することは、より安全・適切な薬物治療を行う上で欠かせません。
近年、こうした疑義照会の件数は増加傾向にありますが、一方で、形式的な確認や定型的な変更に関する照会も増加しており、薬局薬剤師・処方医師の双方にとって業務負担が増す要因となっています。
またその結果として、患者様の待ち時間が長くなるなどのご負担も生じていると考えられます。
こうした課題を受け、当院ではプロトコルに基づく薬物治療管理の一環として、調剤上の典型的な変更に関する疑義照会を簡素化し、関係者の負担軽減を図るため、「院外処方箋における問い合わせ簡素化プロトコル」を運用いたします。
このプロトコルは、あらかじめ定められた基準に基づいて調剤を行うことにより、必要性の低い問い合わせを削減しつつ、安全性と適正な薬物治療を両立させることを目的としています。
運用にあたっては、プロトコルの内容をご理解いただいた上で、医療機関と薬局間で合意書を交わすことを条件としています。
関係者の皆様におかれましては、ぜひ本取り組みにご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
府中恵仁会病院