医療法人社団 恵仁会 366リハビリテーション病院 TEL042-366-0366
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看護師のように採血をするわけでもなく、リハビリスタッフのように専門的にリハビリをするわけでもない。

では、オムツ交換?お風呂のお手伝い?・・・・いえいえ、それだけではありません。

私たちケアワーカーは、入院生活24時間365日、患者様やご家族様に代わり

「排泄」「入浴」「食事」「睡眠」と様々な日常生活場面をサポートしていくのです。

当院へ入院するほとんどの患者様は、ご病気が発症してから60日以内に急性期病院からの転院です。

患者様にとっては最初の病院を退院して即また入院となりストレスや不安に駆られているケースがほとんどです。

私たちは一日も早くそんな患者様を笑顔にしたいから、笑顔で入院生活を送ってほしいから、ご家族様に代わり、
どんな場面でも笑顔でのコミュニケーションを欠かさないのです。

「昨日はよく眠れましたか?」 「今日のリハビリはどうでしたか?」

そんなありふれた会話や患者様の表情から、患者様が 「今 感じているもの」 を察し、より良い入院生活を

送ってもらうのです。

そんなケアワーカーの私が、病棟主任という責任ある立場となって早3年・・・

当院ではマトリクスシステムを取り入れており、患者様1人1人に多職種からなるマトリクスチーム

(Dr・看護師・ケアワーカー・理学療法士・作業療法士・言語聴覚士・ソーシャルワーカー・栄養士・薬剤師等と総勢7〜9名からなるチーム)が存在します。このような職種混成チームが患者様の数だけあり、主任の役割としてチーム1つ1つを見守っていきスタッフそれぞれの専門性を活かして、1つの方向へまとめていく。そして患者様とご家族様の希望に出来る限り近づけていくことが求められます。この責任ある重要な仕事をケアワーカーの私が勤めていくのは、本当に簡単なことではありませんでした。(もちろん3年目の今も簡単なことではありませんが・・・・)
開院当初は、とにかく患者様についてチームスタッフと「いつでもどこでもカンファレンス」を繰り返しました。話し合いを続けていくうちに、ふと気が付いたのです。 「ご家族様の気持ちを取り入れられていないこと」に。

病棟主任という立場となった私は、「なんとか患者様を自宅へ帰さなければ」という考えだけが強くなり、本来のケアワーカーの役割を忘れてしまっていたんだと思います。

それに気づいた私は、ご家族様が面会に来られる度に、ご家族様が「今 感じているもの」や

「抱えている家庭や社会的な問題」等を情報収集し、それぞれのチームスタッフへ情報提供していく事で、

「より現実的な退院へ」導くことを目指してきました。また時には、病棟主任として、患者様やご家族様に対し、

きびしいことを伝えなければならないこともありますが、普段から身近に接してきているケアワーカーだからこそ、

きびしい状況の中でも受け止めて下さる事が多くありました。

私は何よりも患者様、ご家族様の笑顔に助けられながら仕事をしています。

「車椅子生活から歩行ができた時」 「1人でトイレに行けるようになった時」 「初めての外出・外泊」そして

 「泣き笑い顔で退院していく時」。 ストレスの多い入院生活の中で、何度も何度も笑顔をくださる事が、

この仕事をしていて本当に良かったと感じられる時です。

これからも私はケアワーカーとして、患者様とご家族様にとっての「第2の家族」となることを目指して

ニコニコ仕事をしていきたいと思います。                          

                        2010.1.14        CW 千條 信二

 
医療法人社団 恵仁会 府中恵仁会病院


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